光の性質
撮影において、光がなくちゃ話にならない!光のことも少し知っておこう!!


光ってナニ?

「光は電波や電磁波の一種だ」とかの説もあるが、
難しいことはヌキに「それに似た性質を持っている」ことを覚えておこう。

色温度の項では光を色温度で表現しているが、こう言い換えることも出来る。
色温度が低い光は波長が長く、高い光は波長が短い。

波長の長い光は障害物に影響されにくい。
短い光は直進性が高く、障害物で反射しやすい。

これはまさしく電波と同じ性質で、ラジオのFMとAMの差を思い起こす。


分かりやすいのが空の色


大気は本来無色だが、太陽光のうち
波長の短い光は、大気中の様々な物質に反射(拡散)し空を青く見せる。


じゃあ、なんで地上の物体は青く見えないの?

視点と物体の距離が近いから。そこに存在する拡散された青い光が少ない。
遠くの山は少し青く霞んで見えるでしょ?

では、遠景を撮る時、ホワイトバランスはどうする?
これは演出の領域にもなるので、別の機会に述べよう。


夕方はなぜ赤い?

夕日は大気の層を斜めに射すので、それだけ多くの障害物に遭遇する。
波長の長い光は障害物を潜り抜ける。青い光は日中よりもさらに拡散される。
拡散された光の一部は、反射されどっかに行っちゃうから、目にとどかない。
青い光よりも多くの赤い光が到達するので、赤く見えるのだ。

ちなみに、手のひらを太陽に透かすと赤く見えるのは、赤い光だけが通過するから。



夏はまぶしい

太陽の光が強いから!   って、そうなんですけどね。今までの話にあわせると。

夏の太陽は真上に近い位置なので、大気を通過する距離が短い。
よって、強い陽射しになるのだが、それよりも、光が拡散される度合も低いのがポイント。

地上に届く青い光が増えるってコトなのだ。

まぶしさを感じるのは、波長の短い青っぽい光のせいなのです。
(サングラスの定番色「茶色」は。青い光をカットするためです)


南国は色鮮やか

赤道に近づくほど、太陽は真上に近い位置になる。
都会を離れた場所なら空気が澄んでいるので、さらに波長の短い光も地上に届く。
青い光どころか、紫外線に近い
紫の光も多いのだ。(紫外線は、紫の外の光。目には見えない)

それで、独特の、
鮮やかな(こってりした)色合いを帯びるのだ。
(ちなみに「南国は」って表現は日本にいるからだよ。南半球では、逆。)
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と、まあ、例をあげて行くとキリがないのだが、ココまでくれば、
「光の性質を知っておくと撮影に役だつ」って意味がわかるでしょ?